睡眠障害の体験談③ 一旦目覚めるとなかなか寝付けなくなるという症状
睡眠障害の症状は人それぞれですが、会社員の30代女性Yさんは次のような睡眠障害の悩みを持っていました。
●一旦目覚めるとなかなか寝付けなくなるという睡眠障害
Yさんは、夜中に何度も目が覚め、一旦目覚めるとなかなか寝付けなくなるという症状に長い間悩まされていたそうです。
また、その分睡眠が浅くなったり、睡眠時間が短くなったりするので、翌朝も気持ちよく起きられなかったといいます。
Yさんはとてもまじめで朝誰よりも早くに会社に着き、帰りは誰よりも遅くまで仕事をしていました。
勤務時間を差し引くと、そもそもの睡眠時間も短いはずなので、そのような状況の中で夜中に何度も目が覚めて起きてしまうのはとてもしんどい生活だったに違いありません。
睡眠障害という症状は実際になってみないと、本当の意味での苦しみを理解できないものです。
睡眠障害の多くは精神的ストレスからくるものだと言われていますが、Yさんの場合には仕事自体とても充実感を感じながらしていたそうなので、業務面でのストレスはさほどなかったようです。
またあまりの忙しさに病院にかかる時間さえなかったようで、思考錯誤した結果、それまでは通勤時に電車を利用していたようですが、それを趣味の自転車に変えてから毎朝の通勤が楽しみになったそうです。
自転車通勤することによって、朝の通勤ラッシュを気にする必要がなくなり、また適度の運動にもなり、精神的にもリフレッシュできるので一石二鳥だと大喜びしていました。
その結果自然と不眠症の悩みも消え、今ではまるで子どもの頃に戻ったかのように朝まで目覚めることなく、ぐっすりと気持ちよく眠れるようになったそうです。
睡眠障害の症状も改善法も人それぞれですが、心身ともにご自身が心地よく感じる生活を送る努力をすることが、不眠症解決のポイントかもしれません。